当院は、高校生以上の方が対象となります。
当院を受診する患者さんで最も多い訴えは、長引く咳です。咳の原因としては、風邪、気管支炎・肺炎など、病原微生物が体に入っておこる感染症がすぐに思いつきますが、これ以外にも色々なものがあります。気管支喘息による咳、喫煙により気管支に慢性的な炎症を起こすCOPD(慢性閉塞性肺疾患)による咳、胃食道逆流症という消化器の病気からくる咳など多岐に渡っており、原因により治療法が大きく異なってきます。
肺炎であれば抗生物質で良くなりますが、気管支喘息に抗生物質を使っても良くなることはありません。風邪で咳が出ますが、ほとんどの場合は2週間もすれば治ってしまいます。しかし、喉の痛みが消えて熱も下がっているのに、咳だけが3週間を超えて続く場合には、気管支喘息の可能性があります。気管支喘息は、抗生物質や咳止めだけを飲んでいても良くならず、全く違った薬が必要となり、咳が止まった後も管理が必要となります。長引く咳で困っている方は、当院にお越し下さい。
当院は肺に関係した病気をみるだけではなく、高血圧、高コレステロール血症、高尿酸血症などの生活習慣病の管理、検診の検査値異常の対応(当院で対応できなければ、どこに受診すればよいかの相談や紹介)、花粉症・アレルギー性鼻炎の治療、急な体調変化の初期対応など内科一般の診療も行っています。